知り合いが困りごとで悩んでいる時、
あなたはどうしますか?
昔の私がそうだったのですが、
「いかに、有効なアドバイスをするか?」を
考えていました。
ただ、「聴く」を実践しだしてから
気づいたことがあります。
それは・・・
100のアドバイスより
1の傾聴
ということです。
ただ「聴いているだけ」が
もっともよい対応と思えるようになったのですね。
考えてみれば当然のことで、
人は「自分がやろうと思った事なら行動できる」
そういうものです。
傾聴をしていると
自分がやりたかったこと、
自分がやろうと思っていることが言葉として出てきます。
アドバイスは
他人から提供されたもので、
決して自分が「やろう」と思ったものではありません。
困りごとを解決するには
行動するしかないのですが、
行動するには
自分が「やろう」と思わないといけない。
・・・ということで、
アドバイスより傾聴の方が役に立つことが多いと思っています。
(もちろん、アドバイスが有効な場面もありますよ)