「聴く」というシンプルな行為なら、
家族がすればいいのでは？
このように思う方もおられると思います。
ましてや、
お金を払ってまで
他人に聴いてもらう必要はないのでは？
このように思われる方も
大勢おられると思います。
確かに、
家族同士で聴きあいが出来れば
最高です。
ただ、
家族だからこそ難しい面があります。
それは
「感情が絡む」ということ。
家族同士でやり取りをしている場合
どうしても「甘え」や
「過度な期待」が発生します。
「甘え」や「期待」には
感情が色濃く反映されるので、
どうしても感情の影響を大きく受けます。
一方、第三者が相手の場合、
相手が家族の場合に比べて
「甘え」や「期待」はグッと低くなります。
当然、感情が入り込んでくる余地も
少なくなるのですね。
介護について、
「家族だと上手くいかないけど、
第三者がすると上手くいく」
と言われることがありますが、
これと同じです。
やはり、第三者だと
冷静に相手のことを
みることができるのですね。
相手の話を「聴く」ためには
冷静な自分でいることは必須です。
ご参考までに。