· 

前もって確認する

相手から

「ちょっと相談にのってほしい」と言われ

話を聴いた。

 

当然ながら、

アドバイスをしたら

相手が怒り出した。

 

 

そんな経験はありませんか?

 

 

実は

「相談」と言いながら、

 

実際は、

話を聞いて欲しいだけ

ということが、よくあります。

 

 

話をした方は

「ただ聞いてくれればよい」という気持ちで

話を持ち掛け、

 

聞いた方は

「相談だ」と言われたから

解決のためのアドバイスをした。

 

お互い、

悪意も摩擦を起こす気持ちもないのに

結果として摩擦が起きてしまう。

 

とても悲しいことです。

 

 

このような

悲しい事象を避ける方法として

「前もって確認する」という方法があるのですね。

 

 

ただ聞いて欲しいのか

解決策を望むのか

他に意図があるのか

 

話し手の立場なら、

〇〇してほしい

と事前に伝えればよいですし、

 

聞き手の立場なら、

〇〇すればよい?

と事前に確認すればよいのですね。

 

 

ちなみに

「相談がある」

と話を持ちかけられた場合、

 

大概の方は

既に自分の中に答えを持っています。

 

もし、その答えを肯定する

アドバイスが来れば

何事も起きないのですが、

 

万が一、否定する

アドバイスが来た場合

摩擦が生まれます。

 

 

相談を持ちかけられた場合

1、まずしっかり聴く

2、アドバイスをすることの許可をとる

 

といった手順で話を進めると

不要な摩擦は避けられますよ。