話すことが問題の解決につながることは分かった。
(なぜ話すことが解決につながるの? 参照)
でも、単に話すだけなのに有料なのか意味が分からない。
そんな想いを持っている方に私の考えをお伝えします。
確かに、話すだけなら誰にでもできます。
気心しれた知人に話した方が気楽に話せると思うかもしれませんね。
話すことが解決につながる仕組みをお伝えしましたが、
あなたの心のコップの中身を出すために
一つ前提となることがあります。
それは、
「出すこと(話すこと)に集中できる環境を作ること」
です。
要するに
・話を遮らず最後まで聞く(聴く)
・否定をせず聞く(聴く)
・話し手のテンポを乱すことなく聞く(聴く)
・上の空ではなくきちんと聞く(聴く)
・話し手に共感しながら聞く(聴く)
といったことが必要なのですね。
ましてや、途中でアドバイスなどされた日には
出すどころか、入れる作業になるわけですから
真逆のことになりますよ。
こられの聴く行為について
訓練しているかどうかで質が大きく違ってきます。
聞く行為は誰でもできます。
ただし質が高い聴く行為は誰でもというわけにはいきません。
この違いを理解していただければ
聞く(聴く)ことに費用を払っていただく理由を
ご理解いただけると思います。
もちろん、私のように聴くことをサービスとしている人は
話し手に納得いただける質にすべく
日々訓練に励んでいるのですね。